この前、近くて遠くて、人を拾いました!?
第3章 Party Night! (この拾×近くて遠い)
幸せだと思うなら──…
その言葉の先はなんだ?
情けない自分の言葉に、大きく揺さぶられた胸の中から、熱く強いものが込み上げる。
「……お前はっ…俺が絶対に幸せにすると言ってるだろうがっ…!!」
「うぐっ…!!」
ギュッと後ろから抱き付くと真希がケホケホッとむせ出したのを聞いて光瑠は慌てて腕を緩めた。
「すまん…っ、ついっ…」
光瑠は不安げに横から真希を覗き込むと、真希は、もぉっ…と首を触り涙目で光瑠を見つめた。
「悪かったっ…」
光瑠が力なくそう言うと、真希はクスクスと笑い出した。
「本当…光瑠さんて訳が分かりません…」
クルリと振り返った真希を光瑠は照れ臭そうにしながら眺める。
「絶対に離れるなって言ったのに、さっきは近寄るなって言うし…かと思ったらギュッて首をしめてくるし…」
「っ…いやっ…だから、別に首をしめようとしたわけでは──」
じっと真希に見上げられ時が止まったような気持ちになる。
「……光瑠さん?」
「なんだ…」
「大好きです…」
「っ…」
顔を赤らめ、横を向いた光瑠を見て真希が微笑む。
「でも…すぐ人を殴ろうとしちゃダメです。」
その言葉の先はなんだ?
情けない自分の言葉に、大きく揺さぶられた胸の中から、熱く強いものが込み上げる。
「……お前はっ…俺が絶対に幸せにすると言ってるだろうがっ…!!」
「うぐっ…!!」
ギュッと後ろから抱き付くと真希がケホケホッとむせ出したのを聞いて光瑠は慌てて腕を緩めた。
「すまん…っ、ついっ…」
光瑠は不安げに横から真希を覗き込むと、真希は、もぉっ…と首を触り涙目で光瑠を見つめた。
「悪かったっ…」
光瑠が力なくそう言うと、真希はクスクスと笑い出した。
「本当…光瑠さんて訳が分かりません…」
クルリと振り返った真希を光瑠は照れ臭そうにしながら眺める。
「絶対に離れるなって言ったのに、さっきは近寄るなって言うし…かと思ったらギュッて首をしめてくるし…」
「っ…いやっ…だから、別に首をしめようとしたわけでは──」
じっと真希に見上げられ時が止まったような気持ちになる。
「……光瑠さん?」
「なんだ…」
「大好きです…」
「っ…」
顔を赤らめ、横を向いた光瑠を見て真希が微笑む。
「でも…すぐ人を殴ろうとしちゃダメです。」