この前、近くて遠くて、人を拾いました!?
第3章 Party Night! (この拾×近くて遠い)
────────…
光瑠は
要と礼二が仕組んだ言動にまんまと乗せられて心を大いに乱していた。
───────はしゃいじゃって…本当に真希さんかわいかったなぁ…
───────大ッッ嫌い!
───────中々甘ったるいデートもエロい事もしたようだしなっ!
「っ……」
困っている様子の真希を横目で眺める。
光瑠に余裕などない。
だが、光瑠なりに真希を大事にしているつもりだ。
だから…
───────そんな怒鳴ってばかりのガキじゃなくて、そこにいる近藤にした方が君は幸せになるゾっ!
「……真希…」
光瑠はそう呟いて背後に回って真希を包み込むようにバルコニーの手すりに手をついた。
「……はい…」
やっと口を開いた光瑠に真希が安堵の色を見せる。
「もし…お前が…」
「……?」
「……関根と…いた方が…っ…幸せだと…そう思うならっ…」
自分で言っていて苦しくなり、光瑠は思わず真希の頭の上に頬を乗せた。
「……っ…──」
「光瑠さん…?」
真希の言葉が振動となって身体に伝わる。
光瑠は
要と礼二が仕組んだ言動にまんまと乗せられて心を大いに乱していた。
───────はしゃいじゃって…本当に真希さんかわいかったなぁ…
───────大ッッ嫌い!
───────中々甘ったるいデートもエロい事もしたようだしなっ!
「っ……」
困っている様子の真希を横目で眺める。
光瑠に余裕などない。
だが、光瑠なりに真希を大事にしているつもりだ。
だから…
───────そんな怒鳴ってばかりのガキじゃなくて、そこにいる近藤にした方が君は幸せになるゾっ!
「……真希…」
光瑠はそう呟いて背後に回って真希を包み込むようにバルコニーの手すりに手をついた。
「……はい…」
やっと口を開いた光瑠に真希が安堵の色を見せる。
「もし…お前が…」
「……?」
「……関根と…いた方が…っ…幸せだと…そう思うならっ…」
自分で言っていて苦しくなり、光瑠は思わず真希の頭の上に頬を乗せた。
「……っ…──」
「光瑠さん…?」
真希の言葉が振動となって身体に伝わる。