この前、近くて遠くて、人を拾いました!?
第4章 主催者
抵抗するみきさんを無視して礼二さんは出口へと進む。
みんなが口をあんぐりさせていると、ちょうど出口のところで礼二さんがクルリと振り返ってみきさんを担いだまま仁王立ちした。
「ハハハハハハっっ!!
僕は愛妻家だぁああっっ!!」
「こんな扱いのどこがよっっ!!」
「ハハハハハハっ!では皆の衆!僕は今日、これから妻と7回…いや、10回愛し合う予定があるからここで帰るゾッ!!」
あっ…愛し合うって…っ。
恥ずかしくなって私は紅くなった顔を手で覆った。
「みんな、元気で!!
そして百条院だか何だか院!おめでとうっっ!!」
「ちょっレイっ!10回って勝手に増やしてんじゃないわよっ!ていうか10回ってティーンエイジャーどころか、人間じゃないから!!!」
「おぉ!ちえちゃんは今僕が人間じゃないことに気付いたかっ!!遅いなっ!!ハハハハっ!そうだ!僕は人間じゃない!神だぁ!」
叫び声が会場に響き渡る。
「きゃああっ!!降ろしてってばっ…いやぁああ!」
「ハハハハハハっっ!神のお帰りだぁぁっ」
みんなが口をあんぐりさせていると、ちょうど出口のところで礼二さんがクルリと振り返ってみきさんを担いだまま仁王立ちした。
「ハハハハハハっっ!!
僕は愛妻家だぁああっっ!!」
「こんな扱いのどこがよっっ!!」
「ハハハハハハっ!では皆の衆!僕は今日、これから妻と7回…いや、10回愛し合う予定があるからここで帰るゾッ!!」
あっ…愛し合うって…っ。
恥ずかしくなって私は紅くなった顔を手で覆った。
「みんな、元気で!!
そして百条院だか何だか院!おめでとうっっ!!」
「ちょっレイっ!10回って勝手に増やしてんじゃないわよっ!ていうか10回ってティーンエイジャーどころか、人間じゃないから!!!」
「おぉ!ちえちゃんは今僕が人間じゃないことに気付いたかっ!!遅いなっ!!ハハハハっ!そうだ!僕は人間じゃない!神だぁ!」
叫び声が会場に響き渡る。
「きゃああっ!!降ろしてってばっ…いやぁああ!」
「ハハハハハハっっ!神のお帰りだぁぁっ」