テキストサイズ

さようならも言わずに~恋は夢のように儚く~

第2章 壱

 嘉門は何故かこのときは、誰も知らぬお都弥の秘密を自分だけが知っているような気がして、ひそかに悦に入ったものだった。むろん、お都弥の不幸に拘わることだけに、彼女には申し訳ないことだとは思いながらではあったが―。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ