
春の風
第4章 騒ぎ
*蜜花side*
うー、また見られてる……
「あんたさー、本当は何したわけ?」
あれから廊下ですれ違うたびに、宮野くんはあたしの事を見てくる
……てゆーか睨んでる
やっぱあんなこと言って怒らせちゃったんだ
「どーしよー、華ちゃーん」
「大丈夫よ!あいつ女癖悪いだけでケンカとかの噂は聞いた事ないから!
もしミツが襲われたら、あたしがシメるから」
華ちゃんは5歳から空手をやってるから本当にできそうで、頼もしい
「華ちゃん大好きー!!」
あたしは華ちゃんに抱きついた
「でもさ、あいつ女切ったらしいよね」
そう、あたしがあんなことを言った日から宮野くんは女たちとの縁を切ったらしい
いや、あたしは関係ないかな…?
まあそれは置いといて。
宮野くんは女の子の連絡先を消したり、みんなにもう会わないと言ったり、色々したらしい。
毎日絆創膏を貼ってる時期もあったぐらいで……
彼の噂はすぐ流れて、
宮野春樹が改心したー!なんてみんな騒いでいた
最近では彼を怖がっていた女の子たちも普通に話しかけていて……
だけどやっぱり
すれ違うたびに睨まれるのは怖いわけで……
私はまだ彼が怖い。
うー、また見られてる……
「あんたさー、本当は何したわけ?」
あれから廊下ですれ違うたびに、宮野くんはあたしの事を見てくる
……てゆーか睨んでる
やっぱあんなこと言って怒らせちゃったんだ
「どーしよー、華ちゃーん」
「大丈夫よ!あいつ女癖悪いだけでケンカとかの噂は聞いた事ないから!
もしミツが襲われたら、あたしがシメるから」
華ちゃんは5歳から空手をやってるから本当にできそうで、頼もしい
「華ちゃん大好きー!!」
あたしは華ちゃんに抱きついた
「でもさ、あいつ女切ったらしいよね」
そう、あたしがあんなことを言った日から宮野くんは女たちとの縁を切ったらしい
いや、あたしは関係ないかな…?
まあそれは置いといて。
宮野くんは女の子の連絡先を消したり、みんなにもう会わないと言ったり、色々したらしい。
毎日絆創膏を貼ってる時期もあったぐらいで……
彼の噂はすぐ流れて、
宮野春樹が改心したー!なんてみんな騒いでいた
最近では彼を怖がっていた女の子たちも普通に話しかけていて……
だけどやっぱり
すれ違うたびに睨まれるのは怖いわけで……
私はまだ彼が怖い。
