
春の風
第4章 騒ぎ
*春樹side*
「……でさ~、まじばかだよねー気づけよって感じ。ははっ」
歩いてるとたまたま聞こえたそのセリフ
この男の顔は覚えていた
だから誰のことを話してるのかもすぐわかった
「…っおい、てめえ!」
俺はそいつの襟を掴んで自分の方へ向かせた
「は!なんだよ!」
「……ハル!?」
俺の突然の行動に隣にいた太一は驚いた
太一はすぐに止めようと俺の肩を掴んだが、それよりも早く俺は男の頬を殴った
「っ!!いってえな!」
殴られた勢いで尻餅をついた男は頬をさすりながらそう叫んだ
「てめえ、さっきなんつった!!」
俺がそう言うと男は俺の肩を掴み殴りかかってきた
周りはザワザワと騒ぎ始め
騒ぎを聞きつけ教室から出てきた涼太と友基も俺らを止めようと間に入った
「……でさ~、まじばかだよねー気づけよって感じ。ははっ」
歩いてるとたまたま聞こえたそのセリフ
この男の顔は覚えていた
だから誰のことを話してるのかもすぐわかった
「…っおい、てめえ!」
俺はそいつの襟を掴んで自分の方へ向かせた
「は!なんだよ!」
「……ハル!?」
俺の突然の行動に隣にいた太一は驚いた
太一はすぐに止めようと俺の肩を掴んだが、それよりも早く俺は男の頬を殴った
「っ!!いってえな!」
殴られた勢いで尻餅をついた男は頬をさすりながらそう叫んだ
「てめえ、さっきなんつった!!」
俺がそう言うと男は俺の肩を掴み殴りかかってきた
周りはザワザワと騒ぎ始め
騒ぎを聞きつけ教室から出てきた涼太と友基も俺らを止めようと間に入った
