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春の風

第5章 部屋

*友基side*

放課後、俺と涼太と太一は教室の掃除をしていた

「ハルは好きじゃない!て言い張るけど、ぜってぇ蜜花ちゃんのこと好きだよな~」


「な!すれ違う時とかまじで見過ぎだしな。蜜花ちゃんいつも怯えてたけど」

「ははっ本当に!
あれただガン飛ばしてるだけだからね!」

ハルが蜜花ちゃんを気になっていた事は一目瞭然だった。
彼女とすれ違う時いつも見ていたから。

「てかやっとハルに好きなやつできたな!女切ったりしてまさか、とは思ってたけど。あれはもう確実だな」

そんな会話で俺たちは盛り上がっていた

すると、蜜花ちゃんが教室にやって来て、俺らを見つけると手招きした

「あっ!ちょっといいかな?」

「おっ、どーした?」

俺は蜜花ちゃんの元へと向かった




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