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危険な病院

第7章 出張

「…おい、起きろ
早く!」


「んぅ~…。」


誰かに起こされて目覚めた。


隼人さんじゃない?


「…あ、やっと起きたか。」


そこにはイケメンさんがいた。


「…?あのぉ、どちらしゃまでしゅか!?」


寝ぼけてるようで、ろれつがまわらない私。


「…榊原から聞いてねぇのかよ…。
俺は一週間だけ、お前の専属看護師になる島崎卓也シマザキタクヤだ。」


島崎さん?


「…ひとまず、隼人さんはどこに?」


しっかり目覚めた私はろれつがしっかりまわるようになった。


「…?
知らねぇのか?榊原なら出張で一週間いねぇぞ?」


出張?


しゅっちょう…。


SYUTTYOU!?!??


「そんなぁ…。」


せっかく昨日幸せだったのに…。


「榊原から手紙預かってるぞ。
あと、見えてる…ってどうせ一週間一緒に風呂はいんのか。」


見えてる?


私は恐る恐る自分の体に視線を向けた。


裸だぁあああ!!!!


バッと布団をたぐり寄せ、隠した。


そうだ…どうせこの人が私の専属看護師になったと言うことは…。


お風呂も一緒になっちゃうんだぁあ…。


「…手紙ください。」


島崎さんに手だけ出して、手紙を受け取った。


さっそく中を見てみよう!

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