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誘惑~甘美な秘蜜~

第1章 201号室

「そんなに指は美味しい?」

コージーの手を離そうとしないアヤコに問いかけると、コクンと頷き、口から指を離し、

「指じゃないのも欲しい。」

両足の間から顔を覗かせながら、潤んだ瞳でおねだりするアヤコに、

「何がほしいの?」

コージーの低めの声が、アヤコに問いかける。

「コージーの…舐めさせて。」

小さな声で答えるアヤコに、コージーは更に詰め寄る。

「指、舐めさせてたろ?それ以外で何がほしいのか?ちゃんと言わないとわからないだろ?」

「言わなきゃ…ダメ??」

甘えた声で答えるアヤコだが、コージーは冷ややかに答える。

「ダメ!」

両足を押さえつけられたままのアヤコは、また両手で顔を覆い隠すと、意を決したように口を開いた。

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