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二人掛けのソファーに腰を掛けながら、モニターに流れるテレビを見て、ｱﾔｺは煙草に火を着けた。

深く吸い込み、細長く煙を吐き出し、淡々と流れるモニターを眺めている。

奥にあるドアが開き、腰にバスタオルを巻いたコージーが出てきた。
特に何か話すわけでもなく、コージーはｱﾔｺの隣に腰を下ろし、愛用の煙草を手に取り、火をつける。

深く吸い込んだ煙をコージーとは反対に吹き出すと、ｱﾔｺは煙草の火をもみ消し、コージーの肩へ頭を乗せた。

ｱﾔｺも既にシャワーを済ませていたのか、部屋に置いてあるローブを見にまとい、コージーのたくましい身体に身を任せるようにしなだれていた。