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誘惑~甘美な秘蜜~

第1章 201号室

背けるアヤコの顔を自分の方へと向かせ、ソッと唇を重ねるコージー。
軽く唇が触れる程度の軽い口づけをして、少し顔を離し、アヤコの瞳を見つめる。

「そっ、そんなに見たら…穴開くよ。」

精一杯のアヤコの抵抗だった。

そんな照れ隠しをするアヤコもコージーには男心をくすぐった。

コージーは、何も言わずにまた唇を重ね、今度は、深く深く口づけを交わす。
互いの舌を絡め、コージーの舌がアヤコの口の中を模索するように動きまわる。
本能に任せた口づけを交わしながら、コージーの右手は、アヤコの秘部へと滑りこみ、まだ余韻の残る場所を優しくまさぐり始めた。

二人の唾液が混ざり合う音と、アヤコの短く喘ぐ声だけが部屋に響き渡る。

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