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誘惑~甘美な秘蜜~

第2章 202号室

「あっ!ちょっ!ちょっと待って。用意するからっ!」


浴室へ連れていかれる前にエミは、持ってきた大きめのバックからガサゴソとうがい薬や液体を取りだし、準備をしてからタカシの背中を押して脱衣場へと移動した。

手に持っていた物を洗面台へと置くと、タカシの前に膝間付いて、ベルトを外し、スルスルと履いていたデニムを脱がし、目の前に現れたモッコリとした膨らみに手をかけた。


「フフツ!元気ですかー?」


「井上陽水?似てないけど。」


タカシのツッコミに、エミはタカシを見上げながら、


「アントキノ猪木!」


真顔で顎をシャクリながら答えた。

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