誘惑~甘美な秘蜜~
第2章 202号室
「ホントはちゃんと洗ってからしかサービスしちゃいけないんだけど、今日は特別ね♪順番が逆になっちゃったけど、一応洗っておこうね。」
しゃがみこんでいたエミは、上半身の向きを変えて、備え付けのボディソープを手元において、目の前にあるタカシの息子の周りから泡立てるように動かし慣れた手つきで泡だらけにしていく。
その一連の動きを何も言わずに見下ろすタカシは、頭の中で別れてしまった彼女の事を思い出していた。
特にどこが似ているワケでもないのに、なぜ今、彼女が出てくるのか、タカシ自身にもわからないでいたが、エミの声で我に帰った。
「大丈夫?お湯暑かったりしない?」
泡だらけにした息子の泡を綺麗に流しながら、エミはタカシの顔を見上げていた。
しゃがみこんでいたエミは、上半身の向きを変えて、備え付けのボディソープを手元において、目の前にあるタカシの息子の周りから泡立てるように動かし慣れた手つきで泡だらけにしていく。
その一連の動きを何も言わずに見下ろすタカシは、頭の中で別れてしまった彼女の事を思い出していた。
特にどこが似ているワケでもないのに、なぜ今、彼女が出てくるのか、タカシ自身にもわからないでいたが、エミの声で我に帰った。
「大丈夫?お湯暑かったりしない?」
泡だらけにした息子の泡を綺麗に流しながら、エミはタカシの顔を見上げていた。
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