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histoire d'amour eternel

第7章 me too

「良く、言えました」


「わっ…‼」




恥ずかしくて、顔を上げれない私の髪を

クスクス笑いながら、大きな掌でワシャワシャする彼。



「でも、疑問形になってるよ?」


「……あはは…」


「だからさ、」


「?」


「もう1回、ちゃんと言って?」


「!?」


「ちゃんと、聞きたい。」



「……君が、好き、デス」




顔だけじゃなく、私全身真っ赤になってるんじゃないか

って思うくらい、熱い。


そんな私に、彼はクスッと軽く笑って




「me too」



一言だけ告げて、私の頬をそっと撫でて



「すっげー嬉しい誕生日だわ」



そっと、優しくて甘いキスを落とした。









*Fin*



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