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histoire d'amour eternel

第10章 蒼の世界


そんな世界から逃げるように、ベッドの上で小さく小さく蹲る。



モノトーンの世界も。



“君”という存在も。




全てもモノから遮断するように、ギュッと目を綴じて、逃避。



何も考えなくて済むように。


何も映しださなくて済むように。






大きめなベッドの隅で、小さく小さく丸まり逃避しようとするけど



それでも浮かぶは




“君”。





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