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histoire d'amour eternel

第11章 証


灯りも何もない、見事な“闇”の中。

静かな波の音を鼓膜に響かせながら


浜辺に座り、君を想い、泣く私。


どれだけ泣いても、君の大きな掌のポンポンはやって来なくて。

どれだけ君の名前を呟いても

君の優しい笑みは私の元には向けられなくて。




「……君に逢えるのは…


まだまだ先…だね」




その頃、君は私の事



覚えててくれるのかな…?






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