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histoire d'amour eternel

第1章 6月3日

「雅・・俺の雅・・」


俺は雅の存在を確認するかのように何度も何度も名前を呼ぶ。


最初戸惑ってた雅も俺の方に向き合いぎゅっと抱き締めた。




・・あ


雅の匂いがする・・。



それが何だか余計嬉しくて雅を抱き締める腕に力が入る。


「俺の雅の匂いがする」

「何言ってんの?」


と言って雅はふふっと優しく笑った。



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