histoire d'amour eternel
第22章 最上級
優しくあたしの頭を撫でながら
甘くて優しいキスの雨を降らす君。
冷たい雨なら止んで欲しくて堪らないけれど
君からの、“優しい雨”は止んで欲しくない。
ううん。
寧ろ、止まないで欲しいと願ってしまう。
優しい極上のキスの雨が止まぬように
君に絡め、“君”を感じるあたし。
君の愛が永遠(とわ)であるように
あたしの愛が永遠(とわ)であるように
「愛してる」
“好き”の最上級の言葉を、再度君の心囁く。
「俺も」
「愛してる」
君からも届く、最上級の言葉。
これからもずっと…
あたしの心に届け。
*END*