
histoire d'amour eternel
第30章 熱中症
優しい眼差しであたしを見る君を
「ん?」
チラッと見ると、当然の如く、交わる君とあたしの視線。
と、同時に
スッと下がってしまう、あたしの視線はこれまた当然の如く捕える
君の、綺麗に整った唇。
「どしたー?」
何も言わないあたしに不思議そうな表情で問う君に
………よしっっ!!!!
気合い入魂。
両手をギュッと力を入れ握り締め
え―――――いッッッ!!!!
女は度胸だッッッ!!!!
「ああああ、あのね…?」
「うん?」
「ね、ね、……」
「ネネ?
……誰だ?それ」
「…いや
人の名前なんて言ってないよ」
「あ、そう?
じゃぁ、何?」
「ね…」
「ね?」
「熱中症」
「ん?」
チラッと見ると、当然の如く、交わる君とあたしの視線。
と、同時に
スッと下がってしまう、あたしの視線はこれまた当然の如く捕える
君の、綺麗に整った唇。
「どしたー?」
何も言わないあたしに不思議そうな表情で問う君に
………よしっっ!!!!
気合い入魂。
両手をギュッと力を入れ握り締め
え―――――いッッッ!!!!
女は度胸だッッッ!!!!
「ああああ、あのね…?」
「うん?」
「ね、ね、……」
「ネネ?
……誰だ?それ」
「…いや
人の名前なんて言ってないよ」
「あ、そう?
じゃぁ、何?」
「ね…」
「ね?」
「熱中症」
