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I'll protect you.

第12章 不安



ギクッ…


なんでシン君はなんでもわかっちゃうんだろ…


「…ユウの顔を見たら

なんかあったことくらいすぐわかるよ」


ギクッ…


私の心まで読まれた!?


『なんで私が思ってることなんでもわかるの!?』


「…なんでだろうなー。勘だね」


そう言ってシン君は優しい笑顔で私を見た


「だから、ここに一人で座ってたんだろ?

あっちの二人には言えてないみたいだし、

俺になら話せない?」



…シン君に聞いてほしい


なんでコウキ君が怒っていたのか


コウキ君がなにを言おうとしたのか


カナはどうしてコウキ君を止めたのか


私…


本当は…何も知らなくて不安だったんだよ…



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