
I'll protect you.
第15章 限界
みらいちゃんは、ハッとして口を積むんだ
…そうだったんだ……
コウキ君のことが好きなら
なんとなくみらいちゃんの気持ちもわかる気がする
最初から友達だと思われてなかったんじゃないかって思ってたけど
本当はそうじゃなかったんだ…
私とコウキ君が仲が良いことがただ羨ましかったんだ…
…って、そんなことより…
私は今日コウキ君と学校に来たわけで…
当然、廊下も一緒に歩いていたわけで…
でも、教室にはコウキ君はいないってことは…
ドアのところに…いるのでは…?
もしかして、みらいちゃんの好きな人がバレたのではなかろうか!?
そっとドアのガラスから廊下を見てみると、
手で口を覆って驚いているコウキ君がいた…
やらかしたー!!!!!
