
I'll protect you.
第15章 限界
『みらいちゃん!!!
ちょっと来て!!ゆっくり話したいことがあるの!!』
私はみらいちゃんの腕を無理矢理引っ張って、
コウキ君がいる反対側のドアから教室を出て行った
『え!?どこ行くの!?ねぇってば!!』
ヤバイヤバイヤバイ!!
多分コウキ君にバレちゃった!!
みらいちゃんの話をほとんど無視して私はあいている理科室に入った
バタンッ!!カチャッ!!
鍵も閉めて完全に誰も入ってこれなくして私はみらいちゃんに向き直った
『ごめん!』
私は深々と頭を下げた
