I'll protect you.
第16章 夏休み
夏休み初日
真面目に作業をしているシン君とカナ
そして…ただ遊んでるコウキ君
私はというと…
なにもやることがない
作業を手伝いたくても
「ユウは危ないから他のことしてて」
女の子だからと手伝わせてもらえなかった
『差別はんたーい!!』
海に向かって大声で叫ぶとみんながこちらに駆け寄ってきた
なになになになに!?
みんながすごい速さで私の方に走ってくる
なんだなんだ!?
怖いわ!!!!
思わずみんなから逃げていた
「「「待てコラァァァ!!!!」」」
イヤァァァァァ!!!!
「捕まえたー!!」
私が全速力で逃げてもすぐに捕獲されてしまった
すると三人が一斉に私を持ち上げた
…そして
「「「いっせーのーで!」」」
バシャーンッ!!!!