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I'll protect you.

第20章 高校生

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入学式から2週間


慣れない電車通にもようやく慣れ始めた




「よっ!おはよ

今日もご苦労さんです」



学校に着いて席に着くと俺の前の席の奴が話かてくる



「おはよう。サンキュー」



「あのさー、心は彼女とかいないのか?」



なんだコイツ…


急にこんな質問とはな…



「いねぇよ。

お前はどうなんだよ」



ニヤッと笑って嬉しそうに俺に話した



「実は、この藤井涼太様が恋をしまして…

その子に超絶片想い中です♡」



へぇー…


どうでもいいな…


でも、嬉しそうに話す藤井涼太様をスルーできなくて少し話を聞いてやめようと思った



「片想い中なのになんでそんな嬉しそうなわけ?

付き合ってないのにさー」



「わかってねぇな!

もうひと押しってとこなんだよ!

明日の土曜日会うことになったんだ〜♪」



おお…



「そうか。明日頑張れよー」



よし、この話は終わりだ



机の上で頬杖をついて外の景色を眺めようとした時…




「心、頼む!!!

お前も来てくれないか!?」






……ハ!?





「いやいや、なんで俺が行くんだよ」



全く持って意味不明

すると、涼太が自分の携帯を開いて俺に見せてきた



「この写真、俺じゃん…」



そこに写っていたのは電車の中で携帯をいじっている俺の姿だった…





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