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I'll protect you.

第20章 高校生




〈彼女いないって言ってたろ!?〉




まぁ、いないけどよ…




«茶化されたくなかっただけ»




あとは、適当に言っとけばなんとかなるだろう



涼太が誰を好きだろうが知ったこっちゃないが



巻き込むのだけはやめてほしい



涼太とのLINEも終わり、
ベッドに携帯を投げてテレビをつけてボーッとする





「お疲れさん!」





そう言ってコウが朝飯にベーコンエッグとパンをテーブルに置いた




まともな朝飯久しぶり…




ただ黙々と出されたものを食べた




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