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I'll protect you.

第23章 月曜日




長い沈黙と、止めどなくユウの頬をつたう熱いモノ


何も言わないユウに一歩ずつ近付いてユウの目の前に立つ


10年前は同じ目線で話してたのに、今は俺と頭1つ分違う。


こんなにも、ユウは小さくて、

ちょっと触ったら折れてしまいそうな体


この小さな背中に背負いきれないほどの思いをいつもしてたはずなんだ


ずっと、泣き止まないユウを壊れないように



ただ、優しく抱きしめた






「俺らは今も昔もずっとユウの味方だよ。


だから、俺らを頼って、ユウ…


絶対にユウを守るから。」




俺の胸にスッポリ埋まるユウ

その中で大きな声をあげて泣くユウに嘘はない


これが、ユウの本当の気持ちなんだね。


俺の背中に手を回して抱きつくユウを、


力一杯抱きしめた







すると、真正面にあるエレベーターが開いた








「優」






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