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I'll protect you.

第23章 月曜日

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「コウ…」



コウは俺の言葉に耳を傾けようとしない。


もう、動けないでいる坊主を殴り続けた。



「コウやめろ…」



…頼むから、やめてくれ。


その様子を終始見ていたユウの兄さん達は、もっとやれと言わんばかりに野次を飛ばす


…こんなことをしに来たんじゃない


俺達は、ユウを助けに来たんだろコウ



殴り続けるコウの腕を押さえ付けた





「やめろコウ!!!!」





すると、コウの血がついた拳から力が抜けていった。





「ッ!!…危ないッ!!!!」





コウの声と同時に、頭に走った衝撃に一瞬意識が遠のいた





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