
I'll protect you.
第24章 今と昔
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『今日は本当にありがとう』
私のアパートの前でシン君にお礼を言うと、シン君は思い出したかのように携帯を出した。
「そーいや、連絡先知らなかったよな。
LINE交換しよ」
『うん!
ふるふるやったことないから試していい?』
「俺もふるふるってやったことねーな。
やってみっか!」
私達は夢中で携帯を振った
ふるふるふるふるふる…
ふるふるふるふるふる…
『「できない!!」』
私達は結局ふるふるを諦めてQRコードをしていると、シン君が言った
「ユウって何時の電車で学校行ってんの?」
『7時半の電車だよ。シン君達は?』
すると、シン君は驚いた顔をして私を見た
「…俺らも7時半。
なのに一回も遭遇しないなんて、運なさすぎ…」
私は何回か見かけたけど、シン君達だって全然気付かなかったな…
「しかもさ、俺ん家あそこ…」
そう言ってシン君はすぐ近くのアパートを指さした。
シン君が指をさしたアパートを見ると…
『近っ!こんな近くにいたんだね!?』
私のアパートから徒歩1分くらいじゃん!?
「コウのアパートとカナのアパートも徒歩3分以内のとこにあるよ…」
みんな密集しすぎ…
『仲良しだね三人!
昔と全然変わらない』
私がそう言うとシン君は私の目線に合わせて腰をかがめた
「やっと四人揃ったな!」
シン君は私の頭をぐしゃぐしゃになるくらい撫でたと思ったら、私に背を向けて歩き出した
その後ろ姿を眺めているとシン君は歩くのをやめて振り返った。
「明日の朝、迎えに行く!
また明日な!」
そう言ってシン君はさっき指さしていたアパートの階段を登っていった
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『今日は本当にありがとう』
私のアパートの前でシン君にお礼を言うと、シン君は思い出したかのように携帯を出した。
「そーいや、連絡先知らなかったよな。
LINE交換しよ」
『うん!
ふるふるやったことないから試していい?』
「俺もふるふるってやったことねーな。
やってみっか!」
私達は夢中で携帯を振った
ふるふるふるふるふる…
ふるふるふるふるふる…
『「できない!!」』
私達は結局ふるふるを諦めてQRコードをしていると、シン君が言った
「ユウって何時の電車で学校行ってんの?」
『7時半の電車だよ。シン君達は?』
すると、シン君は驚いた顔をして私を見た
「…俺らも7時半。
なのに一回も遭遇しないなんて、運なさすぎ…」
私は何回か見かけたけど、シン君達だって全然気付かなかったな…
「しかもさ、俺ん家あそこ…」
そう言ってシン君はすぐ近くのアパートを指さした。
シン君が指をさしたアパートを見ると…
『近っ!こんな近くにいたんだね!?』
私のアパートから徒歩1分くらいじゃん!?
「コウのアパートとカナのアパートも徒歩3分以内のとこにあるよ…」
みんな密集しすぎ…
『仲良しだね三人!
昔と全然変わらない』
私がそう言うとシン君は私の目線に合わせて腰をかがめた
「やっと四人揃ったな!」
シン君は私の頭をぐしゃぐしゃになるくらい撫でたと思ったら、私に背を向けて歩き出した
その後ろ姿を眺めているとシン君は歩くのをやめて振り返った。
「明日の朝、迎えに行く!
また明日な!」
そう言ってシン君はさっき指さしていたアパートの階段を登っていった
