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I'll protect you.

第25章 戻ってきた時間

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お昼休み


シン君との登校にウキウキしすぎてお弁当を作り忘れた私は購買でパンを買うことにした。


『早くしないとパンなくなっちゃうよ!』


楓にそう言われてF組の教室から購買まで猛ダッシュ


なんでF組なのよ〜〜ッ!!


F組だけ不利すぎる!!


急いできたにも関わらず購買は既に長蛇の列で、パンも残りわずか…


並んでも無駄じゃん…


『今日はお昼ご飯諦めよ…

一日くらい食べなくても死なないし…』


私はそう自分に言い聞かせてジュースを一本買うために自販機の前でジュースを選ぶ。


お腹に溜まるジュースなんてないよなぁ…

それならいっそ炭酸でお腹を満たした方が…


うーん…悩む!!


すると、私の背後から誰かの手が伸びてきて新しく入ったばかりの新作ジュースを指さした。



「これ、オススメ」





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