
I'll protect you.
第28章 いつもずっと
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ピーピーピーピーピー…ピーピーピーピーピー…
いつもと違うアラーム音
私は布団の中から手だけを出して、自分の携帯を手探りで探す
……どこだ、私の携帯
いつも置いてある場所に携帯はなくて、ふわふわとした感触が手に伝わった
その感触に覚えがない私は重たい瞼を開けて布団から顔を出して上を見上げると……
私をしっかり抱きしめてくれているシン君がいた
……そうだ
昨日、怖くてシン君に……
今思い出したら、鼻血が噴き出しそうな出来事……
私……
一晩中シン君と一緒にいたんだ……
「……おはよ」
シン君は鳴り響くアラーム音を止めてまた寝ようとした
『シン君起きなきゃ!』
私がそう言うと、シン君は薄ら目を開けて私を見た。
「……ユウ、まだ起きる気ないでしょ」
低くて掠れた声にドキドキしながらも私は答えた
『え?なんで?』
「……だって、これじゃあね…………
俺、起きられませんよね……」
シン君の言葉にハッとして自分の体勢を確認。
シン君の胸の中にスッポリ収まっている私
腕は背中に回していて、
足はシン君をしっかりホールド。
私が枕にしていたシン君の腕
これは……!!
『……ご、ごめんなさい!!!』
私は慌ててシン君から離れて立ち上がった。
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ピーピーピーピーピー…ピーピーピーピーピー…
いつもと違うアラーム音
私は布団の中から手だけを出して、自分の携帯を手探りで探す
……どこだ、私の携帯
いつも置いてある場所に携帯はなくて、ふわふわとした感触が手に伝わった
その感触に覚えがない私は重たい瞼を開けて布団から顔を出して上を見上げると……
私をしっかり抱きしめてくれているシン君がいた
……そうだ
昨日、怖くてシン君に……
今思い出したら、鼻血が噴き出しそうな出来事……
私……
一晩中シン君と一緒にいたんだ……
「……おはよ」
シン君は鳴り響くアラーム音を止めてまた寝ようとした
『シン君起きなきゃ!』
私がそう言うと、シン君は薄ら目を開けて私を見た。
「……ユウ、まだ起きる気ないでしょ」
低くて掠れた声にドキドキしながらも私は答えた
『え?なんで?』
「……だって、これじゃあね…………
俺、起きられませんよね……」
シン君の言葉にハッとして自分の体勢を確認。
シン君の胸の中にスッポリ収まっている私
腕は背中に回していて、
足はシン君をしっかりホールド。
私が枕にしていたシン君の腕
これは……!!
『……ご、ごめんなさい!!!』
私は慌ててシン君から離れて立ち上がった。
