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I'll protect you.

第28章 いつもずっと

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*コウキside*



俺とカナは目の前にある見慣れないお弁当箱を見ながら言った



「シン…これって……」




「?どう見ても弁当だろ」



自分の分のお弁当を幸せそうな顔をして美味そうに食うシン



「…誰作ったの?」



「ユウしかいねーだろ

俺作れねーもん。」



シンは箸を止めずに、飯にガッツきながらお弁当を渡される経緯を俺らに話した



「───…ってことでみんなに弁当作ったんだってさー」



……シンへのお礼のついでか



せっかく作ってもらったのにこんなこと思う最低な俺



別にユウがシンのこと好きだろうと知ったこっちゃないけど、



俺らって昔みたく、



ずっと友達でいられないのかな……



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