I'll protect you.
第29章 GW
『どれにするー?』
テーブルの上にメニューを広げてみんなで見る
「腹にたまるもの腹にたまるもの…
アイス専門店のくせにオムライスあんじゃん!?
俺これー!」
「じゃあ、俺も涼太と同じやつー!」
『優はどれにする?』
……うーん、どれにしようかな…
アイスは後で食べようかな……
『このパンケーキ食べようかなー?』
私はメニューの本店のオススメ!と書かれたパンケーキを指さした
『全員決まったね!
すいませーん!』
楓が全員分の注文をしている時、カナと私の携帯が同時に鳴った
〈今部活終わった〉
シン君からの短いLINE
すぐにカナが返信
〈おつ〜
いつ頃合流できそう?〉
《お疲れさま!
今、アイスクリームの店にいるよ!》
すぐに既読がついて1分もしないうちに携帯が鳴る
〈荷物家に置いてから行くわ
40分くらいそこで待ってて〉
《了解!》
私達はお昼ご飯を食べながらここでシン君が来るのを待つことになった