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I'll protect you.

第29章 GW

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昼食をすませた私達は楓の強い希望でショッピングモールに来ていた



『心君はこれとかどう思う?』


「いいと思うよ。

でも、それならこっちの方が色合いも形も楓にあってると思う。

楓はスタイルもいいからこっちの系統も絶対似合う」



『本当に!?

なんか自信ついてきた!』


「試着してみなよ。

俺近くにいるから着替えたら声かけて」



楓は嬉しそうに試着室に入って行った。



なんか……面白くない…


カナと涼太もメンズの方に行ってしまって別行動になってしまった。


1人虚しく服を見ていると近くで服を見ていた女子集団が騒がしい


キャッキャッと楽しそうに私とは反対側の方を見つめているのが気になって私も彼女達が見ている方を見てみると



やはり……シン君ですよね…


『見てよあの人!超カッコイイんだけど…!!

モデルとか芸能人かな!?』


その集団はシン君の後ろを何度も通ったり、周りを意味もなくグルグルとまわったりしている


携帯を見ていたシン君は気付いてないようだ。


すると、その集団の一人がこっそりシン君に携帯を向けたのが目に止まった


……と、盗撮!?


シン君が撮られちゃう!

私ですら写真持ってないのに!


助けなきゃーー!!


『シンく…『あんた達なにしてんのよ?』




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