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｢見付かってないよ｣







決して未来はユウのことが嫌いなんじゃない。




むしろ、好きで大事な友達だと思ってる



ユウが何も言わずに消えた時、未来はひどく落ち込んでいた




中２の春



まだ、ユウの事が忘れられなかった頃




ユウがいなくなって長い時間が経ってたし俺は諦めてたんだ



ユウは帰ってこないって。





どうにかこの穴を埋めたくて俺は未来と付き合うことにした。






そんな俺だから未来は不安なんだ







俺がユウのことを好きなのを一番知っていたのは未来だから





そのせいか、未来はユウの話を避けるようになっていた。