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I'll protect you.

第29章 GW

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「ただいまー!

ちゃんと荷物まとめたかー?

着替えたらすぐ行くからな」



光輝は練習着を脱ぎながら部屋中を歩き回って忘れ物がないかを確認していた


光輝を見ると、汗が首筋を伝っていて急いで帰ってきてくれたことがわかる。



そんな、光輝を見て胸が締め付けられた



それでも私は意を決して言った



『光輝、バス停には私一人で行くよ』



「何言ってんだよ

早く行くぞー」



『光輝!』



私が大声で叫ぶと光輝は体をビクッと跳ねらせた



『光輝。


今から私が言う話ちゃんとふざけないで聞いてほしいの……』



光輝は状況が把握できていないせいか、キョトンと目を真ん丸くして私を見つめた



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