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I'll protect you.

第30章 異変




次の日も、その次の日も





シン君は学校に来ることはなかった





あのお弁当のゴミを見て、少しでも私にできることをしてあげたくて




タッパーに詰めたおかずを持ってシン君の家に行った




インターホンを鳴らしても出てこないのはわかっていたから合鍵を使って中へと入っては溜息が止まらない




『昨日も帰ってきてない……』




私が置いていったおかずがそのまま置いてあったから……




シン君どうしちゃったの……?





どこにいるの……?





……シン君に会いたいよ



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