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I'll protect you.

第32章 クマVSバカ3人+神

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「眠いよー」



「お前は寝てる余裕なんてないはずだろ?

さっさとやれ」



……まあ、そうですけど


だけどさ……


泣き疲れて寝てしまったユウと


ユウをあやしているうちにいつの間にか眠ってしまっているカナを目の前にして眠くならないわけがない



でも、あいつをぷーさんと呼んでやりたい……!


俺はまた気合を入れ直してまたシャーペンを握った



「よし、頑張れ!

問3まで終わったらおしえてくれ」



シンはそう言ってロフトの上からタオルケットを2枚下ろしてきて、カナとユウにゆっくりとかけた



そして、ユウの頭をまるで割れ物に触るようにそっと優しく撫でるシン








「今日は寝込み襲わねーの?」










「……。


…見てたのか」





「バッチリね」





目が覚めた時ちょうどね。



その前は知らんけど





「まぁ、シンが彼女を作ろうとしなかった理由がやっとわかったよ」




あの頃からずっと




シンはユウを待っていたんだ



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