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I'll protect you.

第33章 10年越しの想い





「覚えてるよ。

でも、もう昔みたいにはいられない」




俺の言葉に、隣を歩いていたカナの動きがピタリと止まった。





「シン……


……それじゃあ…………」












「ユウがずっと好きだった。


初めて会ったあの日からずっと……」



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