
I'll protect you.
第34章 初カノ初カレ
シン君は角度を変えて、今度は深く私のと絡めてくる
あまりの甘いキスに立っていられなくなり、身を委ねるとシン君は片手でしっかり私の腰を引き寄せて支えてくれる
無我夢中で舌を絡めさせていると私の目に何かが当たった
「……これだからメガネは…」
シン君はズレたメガネを長い指でクイッとなおす
その姿も絵になるくらいカッコよくて思わずガン見
『……優以外の女子の前ではメガネ掛けないから。
機嫌直して。』
そう言って、シン君は優しく笑うから……
結局私はどんなシン君でも許してしまうんだ……
