I'll protect you.
第11章 安心
「みんな何時まで遊ぶの?」
シン君の質問にコウキ君が元気に答える
「俺は晩飯までに帰ればいいから
短い針が7になったら帰る!」
「じゃあ、俺もコウと同じ時間にするかな」
『私もそれでいいよ!』
私とカナはうんうんと首を縦に大きく振った
私はみんなと遊べるならなんでもいい!
シン君は少し考え込んでいたけどすぐに口を開いた
「それなら、稽古が終わった後にでも秘密基地に寄ろうかな。
俺、5時に終わるし」
シン君も来れるんだ!
よかった!
「わかった!秘密基地で待ってるな!」
今日の放課後が楽しみだなぁ…