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意地悪でHなお勉強

第8章 汚れていく私

「で、でもだからってこんなことしなくてもいいじゃん!!取ってよ!」


「ふっ。お前、知ってた?俺、お前のこと好きなの。だから、お前を俺のモノにしようと思って。」


は?!…何言ってんのコイツ?


「あたしはあんたのモノじゃない!!!!バカじゃないの?!」




「へぇ、俺のモノにならないんだぁ。」


な…なに?

しーんってなって怖い…。


ゴンッ


「いったぁ…っ!!何すんのよ!!!!」



今のはほんとに痛かった…。

視界が真っ暗だからなんにもわかんないよぉ…。




ゴンッ





「これ以上抵抗したら、もっと殴るよ?」


そ、れは…やだ…。



「…抵抗しないから…っ。」


「ふっ。最初からそうしろよ。」



もう最悪…。最近誰かのモノになってばっかり。


お母さんがここの家庭教師なんてつけなかったら…。


いや、もう遅いよね。考えるのはやめよう。



弥竜もいるんだし……っ。

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