ショートラブストーリー
第1章 真由美
その後。
車で通勤してるからと言われ、あたしは高橋さんに自宅まで送ってもらった。
「あ、ありがとうございます」
アパートの前で車を停めて、何気なく時計をみたらもうすぐ23時になるとこだった。
「あ、そうだ。真由美ちゃん。メアド教えてくれる?」
「あ、そうですね」
お店でしか会ったことないから連絡先知らなかったんだ。
スマホ取り出して画面立ち上げて。
横から見てた高橋さんが、待ち受け見て驚いてる。
「あ!!これって」
「ふふっ。この前のラテアートです。これ見ると頑張ろうって思えて…あたしのお守りなんです」
画面見て微笑んで。高橋さんを見ると、シートに凭れて上を向いて何か呟いてた。
「え?何?」
「あ、何でもない。あ、メアドメアド」
首を傾げながらも深く考えず赤外線機能を立ち上げた。
「あ、来た来た。オッケー。」
お互いに登録して、また連絡するねなんて約束して。
車から降りようとしたあたしを引き寄せると、おやすみのキスをした。
走り去る車を見送って。
何か夢みたいな1日だったな…。
ずっと悩んでたのに、たった数時間前にすべて叶っちゃった。
カフェでの出来事を思い返して、一人で赤面して。
明日からカフェ行くのが楽しみだけど、ちょっと恥ずかしいかも…。
あ、顔ニヤけてる。
口元押さえながらも頬ゆるみっぱなしで、部屋の中に入っていった。
おわり
車で通勤してるからと言われ、あたしは高橋さんに自宅まで送ってもらった。
「あ、ありがとうございます」
アパートの前で車を停めて、何気なく時計をみたらもうすぐ23時になるとこだった。
「あ、そうだ。真由美ちゃん。メアド教えてくれる?」
「あ、そうですね」
お店でしか会ったことないから連絡先知らなかったんだ。
スマホ取り出して画面立ち上げて。
横から見てた高橋さんが、待ち受け見て驚いてる。
「あ!!これって」
「ふふっ。この前のラテアートです。これ見ると頑張ろうって思えて…あたしのお守りなんです」
画面見て微笑んで。高橋さんを見ると、シートに凭れて上を向いて何か呟いてた。
「え?何?」
「あ、何でもない。あ、メアドメアド」
首を傾げながらも深く考えず赤外線機能を立ち上げた。
「あ、来た来た。オッケー。」
お互いに登録して、また連絡するねなんて約束して。
車から降りようとしたあたしを引き寄せると、おやすみのキスをした。
走り去る車を見送って。
何か夢みたいな1日だったな…。
ずっと悩んでたのに、たった数時間前にすべて叶っちゃった。
カフェでの出来事を思い返して、一人で赤面して。
明日からカフェ行くのが楽しみだけど、ちょっと恥ずかしいかも…。
あ、顔ニヤけてる。
口元押さえながらも頬ゆるみっぱなしで、部屋の中に入っていった。
おわり