ショートラブストーリー
第2章 高橋
俺は真由美ちゃんを助手席に乗せて、真由美ちゃんにナビしてもらいながら車を走らせていた。
普段電車通勤で遠いからと断られかけたけど、遅くなった責任だからとかごり押しして今の状況に至る(笑)
「あ、ありがとうございます」
アパートの前で車を停めて。
遠いって言っても店から30分じゃん。余裕余裕♪
「あ、そうだ。真由美ちゃん。メアド教えてくれる?」
「あ、そうですね」
また店に来ないとかで気をもむの嫌だし。
彼女の番号知らないってのもありえないでしょ。
真由美ちゃんがバックからスマホ取り出して操作してるのを眺めて…何気に画面見てドキッとした。
「あ!!これって」
「ふふっ。この前のラテアートです。これ見ると頑張ろうって思えて…あたしのお守りなんです」
画面見て微笑んで、スマホをきゅっと抱きしめた真由美ちゃん。
…完璧気持ち持ってかれた。俺の理想そのまんまじゃん!?
俺はシートに凭れて上を向くと、
「マジ可愛い過ぎでしょ…」
と呟いてた。
「え?何?」
「あ、何でもない。あ、メアドメアド」
首を傾げてる真由美ちゃん。注意をそらしながらも登録して、また連絡するねなんて約束して。
車から降りようとした真由美ちゃんを引き寄せると、おやすみのキスをした。
絶対に、次会うときは準備万端整えるぞ!!と固く誓う俺だった。
おわり
普段電車通勤で遠いからと断られかけたけど、遅くなった責任だからとかごり押しして今の状況に至る(笑)
「あ、ありがとうございます」
アパートの前で車を停めて。
遠いって言っても店から30分じゃん。余裕余裕♪
「あ、そうだ。真由美ちゃん。メアド教えてくれる?」
「あ、そうですね」
また店に来ないとかで気をもむの嫌だし。
彼女の番号知らないってのもありえないでしょ。
真由美ちゃんがバックからスマホ取り出して操作してるのを眺めて…何気に画面見てドキッとした。
「あ!!これって」
「ふふっ。この前のラテアートです。これ見ると頑張ろうって思えて…あたしのお守りなんです」
画面見て微笑んで、スマホをきゅっと抱きしめた真由美ちゃん。
…完璧気持ち持ってかれた。俺の理想そのまんまじゃん!?
俺はシートに凭れて上を向くと、
「マジ可愛い過ぎでしょ…」
と呟いてた。
「え?何?」
「あ、何でもない。あ、メアドメアド」
首を傾げてる真由美ちゃん。注意をそらしながらも登録して、また連絡するねなんて約束して。
車から降りようとした真由美ちゃんを引き寄せると、おやすみのキスをした。
絶対に、次会うときは準備万端整えるぞ!!と固く誓う俺だった。
おわり