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ショートラブストーリー

第3章 高橋×真由美

何か変なカンジ。

今までお客として来てた店で働いてるのが何だか不思議。

「真由美ちゃん。六番お願い」

はい、と返事して、高橋さんからカウンター越しにトレイを受けとる。

目が合うとウインクしてくれたりして…それにドキドキしてるあたしってどうなの!?って思いながらも。

もし高橋さんと一緒になってお店出すなんて事になったら、毎日こんな生活してるのかな…なんて妄想しちゃう。

自然と笑顔になりながら接客してると

「あれ?河野さん?」

驚いて振り返ると、同じ職場の山下さんがいた。

「やっぱり!?何、バイトしてんの?」

「いえ、今日だけです。山下さんは?仕事ですか?」

「そう。間に合わなくてさ~」


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