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ショートラブストーリー

第6章 祐香(ゆか)

「やだっ!!もうやめて…っ!!」

「もうちょっと…もうちょっとだから…っ!!」



忘れもしない、9月13日。

あたしが友喜にレイプされた日だ。



「好きです!!付き合ってください!!」

大学の通用門の前で、他にもたくさん人が歩いてる中で突然告白された。

初めて見た友喜は、背が高くて顔もまあまあなランクって印象しかなくて。

ただ、この状況で告白できるなんて、度胸あるなって感心した。だから

「うん、いいよ」

あっさり返事した。

ちょうど彼氏いないし。

「え!?本当に!?」

「うん。…だけど、まず名前教えて?」

「あ…。山口です。山口友喜(やまぐちともき)」



友喜は学部が違うから見たこと無かったけど、学年は同じだった。

付き合いだして、何回かデートして。

初めて友喜のアパートに行ったのが、その日だった。

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