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おれのペット

第5章 病院




ハァ ハァ ハァ…



やっと中央病院についた



汗だくだ…




さきっ!!






「…ゆうくん?」





声がした方へ振り返る…



「…ゆり先輩…」




ゆり先輩!?


おれはこんなに
走って来たのに

どーして先に!?





「ゆうくんっ!

 落ち着きなさい!」




どなられた…



…………




「落ち着いた?」



「はい…」




そーか

ゆり先輩は
タクシーで来たのか




「ナースさんが

 さきちゃんちょっと

 頭をぶつけただけで

 命に別状はないって

 言っってたよ?」


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