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私の彼

第3章 突然の告白



長い長い沈黙・・。


その時の金本君は澄んだ瞳をしていて、すごく吸い込まれそうだった。

私は好きな人も、気になる人も居なかった。
小・中学校でも居なかったし、告白されもしなかった。

ましてや彼氏が欲しいなんても思っていなかった。

廊下でたったふたりの人間が互いに見つめ合い一言もはっさない。

私は口を開きこう言った。
「私、好きとかまだわからないから・・・・ご、ごめんなさい!」

私は金本君さえ見れなくてすぐ近くにあった女子トイレに駆け込んだ。









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