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片想い

第6章 片想いの オレ

だけど 素直にごめんと言えず

ケータイのプロフを差し出す

またまた 目を丸くした君は

自分のスマホを出して 赤外線

「私のも入ったよ!ここ。」

本当に入ってる!!

心のなかでガッツポーズ

なのに

簡単に教えるなんて 軽いんだな

なんて 言っちゃうオレって‥

「悪い人には見えなかったから」

まぢで?!

「じゃ 私仕事の途中だから」

席を立つ君に

慌てて

ありがとう。連絡する。

やっと言えた まともな言葉

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