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年下なんて関係ないっ!

第2章 偶然?いや、奇跡?

「松原!32分の遅刻だっ!」

はっ!

今までお花畑をふわふわしてたのにぃ。

現実に引き戻された私を木下部長は延々と叱る。

「…ほんとに…お前は…」

部長の話は聞き流して…、あの子、間に合ったかなぁ。

ほんとにいい子だった。

また会えますか?なんて言われるから、気が動転して、会いたいって言っちゃったし。

これが運命ってやつなのかなぁ?

「…まーつーばーらー‼︎‼︎‼︎聞いてるのか⁉︎」

『うわぁ!すいません!聞いてませんでした!』

「罰として、これ、受付まで持っていけ!」

『はいっ!』

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