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年下なんて関係ないっ!

第2章 偶然?いや、奇跡?

『戸塚くん。朝は助けてくれてありがとね。』

「あの。先輩は何のことを言ってるんですか?」

はっ?

『あ、朝さ、私、電車の中で痴漢に合ってたじゃない?そしたら、戸塚くん、助けてくれたでしょ?』

「いや、そんなこと、ないですけど。だいたい、僕、先輩みたいに遅刻してませんし。」

ちょっと、今のは、ムカつく。

『いくら、なんでも、その言い方はないでしょっ』

「「うるさいっ‼︎‼︎‼︎」」

そのあと、私が爽子と部長に怒られたのは言うまでもない。

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